帯と着物買取のザ・ゴールド元町店のみっきぃです。
今回はオメガのスピードマスターが、どのような時計でどんな歴史があるのかお話したいと思います。
スピードマスターは,初めカーレースなどのドライビングの時の計測機能を有りした時計として、オメガのシーマスタークロノグラフをモチーフにして作成されたそうです。
スピードマスターと言えば宇宙や月をイメージしていましたので初めは、カーレースに使われていたとは驚きでした。
1stモデルと呼ばれたスピードマスターはダイヤルではなく外周ベゼルにタキメーターを表示した世界で初めての時計と言われています。
2ndモデルと呼ばれたスピードマスターは、1959年にベゼルがアルミニウムの黒ベースになったそうです。そして針の形はアルファ針に変更されたそうです。
ここから宇宙の話が出てきます。
1962年のマーキュリー計画で宇宙飛行士ウォルターシラーが個人的にスピードマスターを着用し初めて宇宙遊泳を果たしたそうです。
3rdモデルへのマイナーチェンジは1959年か1963年ごろ行ったようです。
針の形状がアルファ針から白いペイントのバトン針に変更になりました。
様々なメーカーのクロノグラフを揃えて、過酷な宇宙環境をシュミレーションした11項目のテストを行った結果、唯一、合格したのがスピードマスターだったそうです。
すごいと思うところは、この11項目を合格するために準備して作られたわけではなく、
店頭で売られている市販の時計が高性能で唯一合格した時計というとろこだと思います。
これはオメガは並外れて優秀な時計技術があるということになります。
1965年にNASAに公式採用されたスピードマスターは、人類初の月面着陸など数々の有人宇宙ミッションで活躍したスピードマスターは、プロの使用に耐える機密時計という意味で製品名に「プロフェッショナル」が加えられたそうです。
納得のお話です。
1966年から正式にオメガへの正式発注が行われました。
以降の生産分から文字盤に「PROFESSIONAL」と表記することになったようです。
ですから、4thモデルには「PROFESSIONAL」表記があるものと、表記がないものがあるのです。