貴金属・時計・ブランド買取のザ・ゴールド函館店のからあげです。
本日は金メッキについてのお話をしたいと思います。
ご自宅に、何かの記念で頂いた金杯はございませんか？
金色でピカピカしているし、裏には２４Kと書いてあるし・・・・・。
これは本物の金なのだろうか？金なら売ってしまいたいな。幾らになるんだろう。
こんな疑問を持たれた方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
金杯は残念ながらメッキ製品が多いのですが(もちろん本物の金のお品物もありますよ)そもそも金メッキって何なのか。
どうやって見分けるんだろう、という疑問にお答え出来ればと思います。
メッキ製品とはコスト削減を目的に、土台となる金属の
表面のみに貴金属を用いて、内部は、安価な金属で
構成されていることがほとんどです。
一般的に安価なものが多く、大きなものでも金と同じ見た目にしたい、というものに金メッキを施すことで、安く、軽くすることができます。日常的には安価なアクセサリーや、重くなりやすい楽器などに使用されており、日常的に見かける加工です。
また同じ様な加工では、金張りと呼ばれる加工もあります。
メッキと張りの違いは、
表面の金属の厚みに大きな違いがあり、張りは、
メッキとはことなる方法により、メッキの100倍以上の厚みを持たせ、
しばらく使ってもメッキのようにすぐに剥げることはありません。
しかし価値としては、メッキと大きな差は無いと考えて良いと思います。
刻印の例
メッキ製品には
「P」(Plated･･･メッキをしたという意味)
張り製品には
「F」や「R」(FilledまたはRolled･･･被せた、圧延仕上げをした、という意味)
が良く使われています。
一般的に使われる刻印の例をご紹介します。
「GP」･･･金メッキ（Gold Plated）
「PTP」･･･プラチナメッキ(Platinum Plated)
「PP」･･･プラチナメッキ(Platinum Plated)
「GE」「GEP」･･･電気式金メッキ(Gold Electro Plated)
「HGE」･･･電気式金メッキ（Hard Gold Electroplated）
「M」「1M」「3M」「5M」･･･1M（ミクロン）の厚さの「K18メッキ」が施されているという意味
「K18 1/20」1/20の厚さで圧着させた金メッキや金張りの刻印（メガネや金杯などに多い）
「GF」･･･金張り（Gold Filled ）
「GS」･･･金張り（Gold Shelled ）
「PTF」･･･プラチナ張り(Platinum Filled)
「WGF」･･･ホワイトゴールド張り（White Gold Filled）
「GR」･･･金張り（Gold Rolled ）
「RGP」･･･金張り (Rolled Gold Plated)
「PR」･･･プラチナ張り（Platinum Rolled ）
「GT」・・・金箔張り（Bright (or Gilt) Gold-Plated）
また、簡単に見分ける方法としては磁石を近づけてみるのも良いかも知れません。
金、銀、プラチナは磁石には反応しませんので、磁石に付いたら貴金属ではない可能性あります。
今回は金メッキ、金張りについてご紹介させて頂きました。
ザ・ゴールドでは、金メッキ、金張りの製品もお買取りしておりますので
これは金かな？メッキかな？と悩まれましたら是非ご相談下さいね。
ご自宅でしまったままになっているお品物はございませんか？
捨ててしまう前に、是非お持ちください。思わぬお宝があるかも知れませんよ。
また、ザ・ゴールドでは出張買取も行っております。
お気軽にご相談下さい。
