帯と着物買取のザ・ゴールド新潟西店の大吉です。
本日は、クリスチャン・ディオールのトロッターラインのお話です。
2001年、秋冬コレクションで発表されたトロッター(Trotter)ライン。
「Dior」のロゴが全面的にあしらわれたデザインは、
ディオールの1990年代後半から2000年代にかけてその才能をいかんなく発揮した
奇才ジョン・ガリアーノによって手がけられたもの。
もともとオートクチュールを中心として発展してきたディオールを一気に路線変更したのもこの頃です。
トロッターが発表されると瞬く間に人気となりました。
トロッター(Trotter)とは、
トロットという古代の開催されていた馬車のレースで走る馬を意味しています。
トロッターラインには『1』や『2』といった数字がつけられていますが、
トロットの騎手につけられている背番号からのインスピレーションだそうです。
『1』海外正規店、
『2』が国内正規店という風に言われるケースが多いようですが、
もしかると2001年-2002年コレクションだったので単純にそこからとっただけなのかもしれません。
70年年代~80年代にもトロッター柄はありました。
トロッターとは、トロットされたもの、すなわち粘り気を出したものという意味で、
素材に片栗粉を混ぜ独特の風合いを出せるようにしたもので、
クリスチャン・ディオールが世界に先駆けて1976年に開発したものだそうです。
もともとは、柄ではなく素材や風合いを言うようです。
トロッターラインは、豊富なバリエーションがあり、
バッグにとどまらず、アクセサリーなど小物もあります。
残念ながら、2006年には廃盤となってしまっていますが、
現在でもディオールと聞いてトロッターが浮かんできます(*^-^*)
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