ブライトリング ナビタイマーについてお話したいと思います。
ナビタイマーは1952年に航空計算尺付クロノグラフとして発表されました。
当時、管制塔やレーダーが無かったのでパイロットはナビタイマーで速度、燃料を計算していたそうです。
「腕時計型の計器」として世界中でベストセラーを記録したのがナビタイマーです。
初代のナビタイマーモデルは、世界パイロット協会ＡＯＰＡの公式時計に認定されました。
まだ自動巻きのクロノグラフが登場していない時でしたので、手巻きのクロノグラフでした。
その後、自動巻きになったり、インダイヤルの位置が変わったりしましたが、
基本的なデザインは大きく変わってはいないようです。
ナビタイマーの文字盤の回り、ベゼルには目盛りがたくさんあります。
この目盛りが「フライトコンピューター」です。初めてナビタイマーを見たときは、これらの目盛りはなんだろう？？どう使うのだろう？？と思いました。
回転ベゼルを利用して外側の目盛りをスライドさせて内側の目盛りを対応させていろいろな計算が出来る機能があります。
この機能はパイロットに向けた機能でアメリカ軍が考案した計算尺を応用したものといわれています。
一般の人が「フライトコンピューター」を使うことは無いと思いますが、パイロットは万が一を想定して、
他のフライトコンピューターが使えない状況になっても自分の腕にもフライトコンピューターがあるとなると心強いですよね。
2011年からは、ブライトリングが完全自社開発をしたキャリバー01を搭載。
航空に必要な計算尺のスケールがかかれた文字盤や、回転しやすいように回転ベゼルに凹凸がついていたりして男性が魅力的と感じるデザインだと思います。
ベルトはメタルバンドと革ベルトを選べます。
ナビタイマーの為にデザインされた「ナビタイマーブレスレット」は7列のパーツを並べた、独特のデザインです。
革ベルトはクラッシックなイメージです。その時の気分で使い分ける楽しみもあります。
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