今回は真珠の種類ついて紹介したいと思います!
アコヤ真珠
中国やベトナムでも養殖は行なわれていますが、主に日本で採れる最も一般的な真珠です。日本近海に生息するアコヤ貝から採れます。
サイズは直径6~9mmのものが中心ですが、2mm台のベビーパールと呼ばれるものや
11mmアップの希少性の高い大きさのものが採れることもあります。
色は、ホワイト系からピンク、クリーム、イエロー、グリーン、ゴールドなどがあります。
またブルー、グレー、シルバー系の色や、着色されたブラックもあります。
白蝶真珠(南洋白蝶真珠)
オーストラリアの北部海域からフィリピン、インドネシア、ミャンマー辺りまでの海域を中心に養殖が行なわれています。
日本では鹿児島県奄美大島、沖縄県で生産されています。
大きな白蝶貝から採れる真珠です。
サイズは直径8~15mmくらいが一般的ですが、20mm近い大きなものが採れる場合もあります。
色は、ホワイトやシルバー、クリーム、イエロー、ゴールドなどがあります。
オーストラリアに近いところではホワイト系、ミャンマーに近いところではゴールド系の貝が
多く生息しているなどのことから、産出される真珠の色にも、その海域の特徴がみられます。
黒蝶真珠(南洋黒蝶真珠)
生産量の9割以上が南太平洋のタヒチで採られているといわれています。約250万平方キロメートルの範囲に散らばる「環礁」と呼ばれる小さな島々で養殖が行なわれています。
タヒチに近い海域の国々や、日本では沖縄県の石垣島や西表島でも養殖が行なわれています。
サイズは、直径7~14mmくらいが中心に生産されています。
黒蝶真珠は、数種類分泌されている色素濃度のバランスと干渉色とのコンビネーションで発色しているため
他の真珠に比べて、色のバリエーションが豊富です。
色素が全く分泌されないとホワイト系の色合いになることもあります。
淡水真珠
淡水産二枚貝のうちでも、貝殻の内側に真珠光沢を持った貝から採れた真珠を総称して淡水真珠と呼ばれています。これらは貝の種類が多く、また母貝真珠ごとの判別手法が確立されていないため
貝の名前で呼ばなくとも良いということになっています。
現在流通しているもののほとんどは、中国の湖水地方で採れている「ヒレイケチョウ貝」産と言われています。
以前は日本でも琵琶湖や霞ヶ浦で「イケチョウ貝」を用いて養殖されていましたが
今ではほとんど行なわれていないそうです。
サイズは1mmから20mmを超えるものもあります。
形も、ラウンド系にとどまらず様々あります。
淡水真珠は無核真珠が多くつくられてきましたが、有核真珠も増えてきていて
挿入する核の形からハート型やひし形などの珍しい形のものもあります。
色は、ホワイト系、オレンジ、紫が主流で、着色されたものにはピンクや水色、グリーンなどもあります。
マベ真珠
鹿児島県の奄美諸島から沖縄、フィリピンあたりの
比較的流れのある海中に生息しているマベ貝から採れる真珠です。
マベ真珠はほとんどが半形真珠です。
半形真珠は、できた真珠を半分に割っているのではなく
貝殻の内側に半球状の核となるものを貼り付けて作られます。
これは、マベ貝の生息環境に合わせ真円真珠養殖をしようとすると難しいので
このような方法が行なわれてきました。
今ではハート型やドロップ型のものもあります。
数は少ないですが、真円真珠も販売されています。
サイズは、ラウンドタイプは12mm前後が中心で、10mmから20mmくらいのものもあります。
色はホワイト系、ゴールド系、ブルー系があります。
ただ、真円真珠はブラウン系になることが多いそうです。
以上が真珠の種類になります。
いかがでしたか?
ご購入の参考にしていただければ幸いです(^0^)
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