骨董の買取 飯田上郷店のリリーです
買取の経緯
家のリフォームをされるとの事で出張買取のご依頼でした。
おじいさまは施設に入られているとの事で、趣味で集めていたと言う骨董品の査定して欲しいとの事でお伺いしました。
買取のポイント
お客さまから、この部屋にあるものでお値段付きそうなものを見て下さいとのご依頼で、飾り棚に置いてあった象牙の置物を見つけてお値段提示をさせていただきました。
他にも象牙の置物が何点かあり、とても喜んで頂いての
ご成約となりました。
象牙の置物について
象牙(ぞうげ)とはアフリカ象やインド象の上顎にある一対の門歯のことです。外見上、牙の様に見えるので通常は”象牙”と呼ばれています。象牙は美しい光沢や縞目模様を有しており、主にカルシウムでできています。
象牙材は弾力性と粘りがあり、彫刻に最適な適度な堅さを有していることから、古くから工芸品の素材として用いられてきました。また、象牙製品の良いところは、使い込むほどに美しい飴色に変わり(Patinaと言います。)以後ツルツルとした官能的な手触り感のある艶やかなツヤが持続します。
まず象牙を見分ける上で重要な事として象牙の本物と贋作の特徴について知ることが重要になります。本物と偽物、それぞれの特徴を知らなければ基本的な判断はできないからです。
本物の象牙は前述にもあるように「象の牙」であり、主にカルシウムで形成されています。本物の象牙は象の体の一部ですので自然ならではの木目の様な斑模様やアイボリー調の色合いなど、人工的には再現できないほど美しく独特な色合いや質感・ツヤを持ちます。
一方で、象牙の贋作は「練物」です。入れ歯の化学原料である「レジン」や大理石の粉末といった様々な物質を混ぜ合わせて型に流し込んだうえでじっくり焼いて作られます。本物と比べればよくわかりますが象牙の贋作は色合いや質感・ツヤが不自然に表現されます。
本来なら、本物をきちんと理解した上で、本物と贋作の違いで見分ける事が一番良いのですが、贋作の象牙はあくまでも人工的な練物ものなので、その点をしっかり理解していれば贋作を見破りやすくはなります。
ですが、近年では技術の向上により再現性の高い精巧な贋作もつくられており、そういった精巧な贋作を見抜くことは困難になってきております。
最後に
ザ・ゴ-ルドではご自宅に訪問して無料査定の出来る外商買取(出張買取)を行っております。
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