帯と着物のザ・ゴールド伊那店MOMOです♪
今回は、ザ・ゴールドで行っている着物の寄付活動についてご説明させていただきます!
ザ・ゴールドでは、
「遺品整理」や「もう着ないが捨てられなくて困っている」
そんなお客さまのご要望にお応えし、2年ほど前からお着物の買取を行っております!
ですが、中にはシミ・ヤケ・カビが沢山出てきてしまって
お値段を付ける事の出来ないお着物や帯も残念ながらあります・・・(´;ω;`)
ご安心ください!そういったお着物・帯は
ザ・ゴールドで無償のお引き取りをさせていただきます!
「じゃあ、一体引き取った帯・着物はどうなるの?」
という質問を何度もされたことがあります。
答えは!障害のある方達の就業支援にさせていただいております!
ザ・ゴールドでは、お引き取りさせていただいたお着物・帯は、特定非営利活動法人「トゥッティフォルテ」さまへ寄付させていただいております。
では一体、「トゥッティフォルテ」とはどんな施設なのでしょうか???
トゥッティフォルテは埼玉県にある知的障害者就労継続支援B型事業所で、
織物や衣類、そして雑貨などの創作活動を行っている施設です。
トゥッティフォルテで作った作品の売り上げは、材料費を除いて、全て利用者さんの収入になっています。
自分たちで、世界に一つしかないオリジナルの作品を創り販売し、さらに収入になる事は、自分たちの自信や自立に繫がり、さらなるスキルアップにもなっていきます。
寄付をしたアンティーク着物を裂いて、一枚一枚丁寧に手作業で織り上げ、完成した織り地で、コースター・小物敷き・テーブルセンター・バッグ・ポーチ・帽子など様々な作品を制作しているそうです。
主に、「裂き織り」という技法を使って制作しています。
「裂き織り」とは??
裂き織りは、使い古した布を裂き、織り込み、衣服や生活用品へと再生する事です。
古い衣類でもわずかに残るきれいな部分を裂いて使っているなど、極限まで利用することから、「ぼろ織」とも呼ばれています。
経糸に木綿糸、横糸に古糸使っているので、丈夫で温かく、使い続けることによって、柔らかな風合いになっていきます。
たくさんの布を一緒に布を織り込むため、より豊かな色彩が出現してきます。
東北地方で、木綿が普及し始めた江戸時代の中期ごろから始まった伝統工芸です。
地域によって、「サクオリ」「サッコリ」「ツヅレ」「どんざ」などと
呼び方も変わるそうです。
日本海沿いで多く行われてたもので、現在では残っている数少ない
手織り機による、民芸品として愛好されています。
先人たちから受け継がれた技法に加えて、トゥッティフォルテの利用者の方の
個性が加わったオリジナルの裂き織りの作品を制作しています。
トゥッティフォルテでは、他にも、マフラー・ワンピース・帽子・がま口・ブックカバー・ペンケースなども様々な技法を使って製作しています。
そしてなんと、それらの作品はご希望があればオーダーメイドも可能だそうです(=゚ω゚)ノ☆
大切な思い出のあるお着物だけど、もう着ないな・・・という方!
無料の外商買取もおこなっています。
ザ・ゴールドでは帯や着物のお買取りを通じて、お客さまの
大切なお着物を必要とする方たちにお届けするための橋渡しをさせていただいております。
『帯や着物・骨董品など沢山、あるけど持っていけない』
『遺品整理していたら、たくさん出てきて困っている』
『部屋を広く使いたいので片付けたい。』などありましたら、
ぜひご連絡ください。
もちろん査定は無料です。お値段のつかない喪服やウールの着物は
無償引き取りを行っておりますので是非、ご利用ください。
皆さまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。