帯・着物買取のザ・ゴールド諏訪店☆めーぷるちゃん☆です。
今回は、ロレックスの時計『サブマリーナ』についての話です。
サブマリーナが発売されたのは1953年、今から67年前の事です。
同じ年には、冒険をコンセプトにした、エクスプローラーも発表しています。
当時のサブマリーナはデイト(日付)がついてなく、また、100m防水でした。
ちなみに、その次の年、1954年には、パンアメリカン航空の依頼で、
航空時計”GMTマスター”が誕生!!
さらに、同じ頃に、レントゲン技師やエックス線技師に向けた時計
”ミルガウス”が誕生しています。
今も有名なロレックスの時計がたくさん誕生した時代ですね!
1953年発売されたサブマリーナは、世界初のダイバーズウォッチとして発表され、
リファレンス:6204です。
こちらのモデルはベゼルの目盛りに、現在はある【最初の15分に1分間隔の目盛り】がないです。
翌年1954年に発表した、リファレンス:6205は、
ベゼルに【15分に1分間隔の目盛り】がついています。
1960年頃まで、サブマリーナのリファレンスは多くあり、
防水性を高くしたりと、試行錯誤しながら開発をしていったのが分かる時計になっています。
ちなみに1955年からのリファレンスは、
6538 6563 5510 5508 5512 などがあります。
1966年頃から1990年頃まで発売されたリファレンス:1680
このモデルには、サイクロップレンズ(2.5倍に日付が拡大できるレンズ)が
最初につきました!!
また、このリファレンスから、トリプロックリューズが標準装備されます。
こちらのトリプロックリューズは、ロレックス独自の防水構造をもつリューズです。
ロレックスのリューズを正面から見た時に、王冠マークの下に三つの点があるのが
トリプロックリューズを採用している証になっています。
さらに、リファレンス1680から変更になった点は、
プラスチック風防の形がドーム型からフラット型に変更になっています。
1980年頃から1988年頃まで発売されたリファレンス:16800
このモデルから、今までプラスチック風防だったものが、
傷の付きにくい、サファイアクリスタルガラスにかわります。
それもあり、1000フィート(300m防水)を実現させます。
さらに振動数がハイビートになり、8振動(毎時28800振動)です。
さらにさらに、日付のクイックチェンジが可能になったのが、
このリファレンスからになります。
このモデルあたりから、私たちがよく知っているサブマリーナになったと
思う人も多いと思います。
1988年頃から2000年頃まで発売されたリファレンス:14060
こちらは先ほどの16800と違いデイト(日付)がないタイプになります。
1989年頃から2009年頃まで発売されたリファレンス:16610
デイト(日付)が付いているモデルです。
人気もあるサブマリーナデイト、
ザ・ゴールドでの持ち込みも多い時計になっています。
こちらのモデルから、テンプの対衝撃性と安定性を向上させるために、
ツインブリッジ式を採用。
またマイクロステラナットなど、耐久性とメンテナンス性にも優れているため、
役20年という長い間生産され、人気が続いたモデルです。
そして、現行モデルとなる2010年頃から発売されたリファレンス:116610LN
16610との違いは
インデックスが一回り大きくなった事、また夜光塗料もクロマライトに変更され、
今までの発光時間の2倍に!!
リューズガードも厚くなっています。
ベゼル部分には、傷の付きにくいセラミックの素材が使われており、耐傷性を高めています。
また、その独特なツヤツヤ感が、今までよりかっこよい印象にしている。
ちなみにデイト(日付)のついていない14060
2001年頃にテンプの所がツインブリッジ式になり、
マイクロステラスクリューから、ステラナットに改良された、
Cal.3130が記載されたリファレンス:14060Mが登場
2007年にはクロノメータ仕様に変更されています。
2012年にリニューアルされ、上記サブマリーナデイト116610LN同様
セラミックベゼルになるなど変更している。
デイト(日付)がない分コストも抑えられ、
少しすっきりした印象で持てる時計になっていると思います。
かっこいい時計のサブマリーナ
歴史を振り返ると、ロレックスの高い技術力や、よりいい時計を作ろうとする
熱意や信念を感じます。
ここに記載した内容も、一部になるので、
もっともっと深いサブマリーナの歴史や知識がありますので、ぜひ調べてみてください。