ブランド買取のザ・ゴールド今治鳥生店のちりかです。
買取の経緯
お家の解体に伴い、お片づけ中だそうです。
買取のポイント
第二次こけしブーム以降のこけしではありますが、状態の良いお品物です。
売れるこけしと売りにくいこけしについて
簡単に申し上げれば売れるこけしとは「戦前こけし」です。
骨董品や美術品での取引の基準のひとつに「希少性」が挙げられますがこけしにおいても「希少性」は大変重要な要因のひとつです。
具体的には「戦前に作られたこけし」となります。
ブームで申し上げれば第一次こけしブーム期以前に生産されたこけしとなります。
第二次こけしブームでも高額で取引された古作こけしになります。時代はバブル経済期でしたので、その時期での買取り価格というわけにはいきませんが現在でも高額買取りになりうるこけしと言えます。
そういった古作のこけしは滅多に出るこけしではございませんが、かなりの本数を有するコレクターの方でしたらお持ちかもしれません。
逆に売りにくいこけしとは「第二次こけしブーム以降のこけし」となります。
これは圧倒的に本数が多いことが最大の理由です。
ロクロが電動化され効率の向上と共に生産本数も増加しました。加えて日本全国規模のこけしブームにより展示即売会などで相当数のこけしが販売されました。道路整備による流通網の拡大も要因のひとつです。
この第二次こけしブーム以降のこけしが買取り業者が言う「買えないこけし」の正体になります。
では第二次こけしブーム以降のこけしは売れないのかというと、必ずしもそうとは限りません。
その際に基準になるのが第三次こけしブーム含め、今でも売れている工人のこけしかどうか、いわゆる「作家性」になります。
そして「保存状態」、こけしのコンディションは古いこけし・戦後のこけし問わず重要な要素です。
こけしは木地に彩色をした木製の郷土玩具です。乾燥による割れがあるこけしは、たとえ戦前のこけしであっても評価としてはマイナス査定となります。
また直射日光の影響などで描彩が落ち、黒く日焼けした新しいこけしが古いこけしに見えることがあります。逆に最近作られたかのような保存状態の良好な戦前こけしも存在します。
見た目で一概に新しい・古いと言えないのがこけし見極めの悩ましいところです。
最後に
ザ・ゴールドの営業時間はAM10:00~PM6:00です。
貴金属やブランド、時計以外にも帯・着物、骨とう品など幅広くお買取り
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